シーシャ屋を開業するにはどのくらい資金が必要なのか気になる方は多いかと思います。店舗の規模やエリア、業態などにより変わってきますが、押さえるべきポイントと目安はある程度共通しています。このページでは一般的なシーシャ屋の開業資金(費用)に関してまとめましたので参考にしてください。

シーシャ開業費用の種類

シーシャ屋を開業するに当たってかかる費用を大きく分類すると以下の5つです

  • 物件取得費用
  • 内装費
  • シーシャ機材
  • 原価(フレーバー、お酒)
  • 求人費(広告費)

ここではそれぞれについてあくまで一例ではありますが、解説していきますので参考にしてください。

物件取得費用

物件取得費用参考

保証金(家賃の半年分+礼金(家賃の2ヶ月)+仲介手数料(家賃の1ヶ月分)+保証会社加入費(家賃の1ヶ月分)

物件によって違いますが、目安としてこのくらいはかかると思った方が良いです。

不人気な物件などでは、家賃含めて保証金の金額や礼金、仲介手数料の金額も交渉できることはあるので契約前に物件の入居状況、応募状況などをしっかり確認するのをオススメします。(他フロアの部屋が空いてないかなどをチェックするといいです)

また、事務所仕様の物件の中でもシーシャの業態を説明した上でオーナーさんが貸してくれるケースもあります。事務所仕様のテナントは保証金も3ヶ月のテナントが多く、初期費用を抑えることが可能です。店舗メインで載せてる不動産サイトでは掲載してない物件もあるので、事務所を取り扱ってるサイトなども探してみると良いでしょう。

内装費

内装費はテナントをスケルトンで借りるか、居抜きで借りるかで大きく変わります。シーシャ屋は特別な厨房設備が整ってる必要もなく、とりあえず費用を抑えて始めるには居抜き物件が良いでしょう。

居抜き物件の中にも、そのまま飲食店の許可を取れる物件もあれば、水回りを増設しなければいけない物件、カウンターを増設しないといけない物件など様々です。詳しい許可基準に関しては、管轄の保健所に問い合わせるのが一番無難です。ただ、シーシャ屋ができる優良なテナントはどうしてもすぐ埋まりがちで、チェックしてる時間がない場合もあると思います。

そんな時、内見時に取り合えず抑えておくべき一番のポイントは水廻りです。特にトイレの設置はかなり高額になるケースがあるので、トイレが既存のもので使えるか。あとは厨房まで水を持っていくことが可能か、排水ができるかを確認することをお勧めします。ここが容易にできそうであれば、内装費はかなり抑えることができるでしょう。既に出来上がってる居抜き物件であれば、アレンジ次第でほぼ内装費0で始めることもできます。事務所仕様の物件を店舗様に改装するには、規模にもよりますが50万〜150万ほどが目安となります。

shisha clubではとても優良な内装工事業者と提携をしておりますので、内装業者を探しておりましたらこちらよりご相談ください。

シーシャ機材

店舗の広さにもよりますが、席数×1台シーシャ台があれば最低限営業は可能かと思います。シーシャ機材は機材によって価格帯はバラバラです。最初はamazonなどで1万円程の安価なものを買い揃える所からスタートしても全く問題ないかと思います。拘り始めると、シーシャ台を揃えるだけでもかなりの費用になるので、どこまで拘るかと妥協するかが大事です。オススメなのは、海外の通販サイトで10台まとめてなど一括輸入すると安く買えます。特にalibabaはやり取りこそ少し大変ではありますが、かなり安価に機材を買い揃えることが可能なので、ある程度の機材をまとめて買う際には利用することをオススメします。shisha clubでは機材の輸入代行もしております。希望される方はこちらよりご相談ください。

原価(フレーバー、お酒)

オープニング時には最低限のタバコのフレーバーとお酒のストックは必要です。市販のもので揃えることも可能ですが、基本的には酒屋と契約することをオススメします。酒屋のメリットはスーパーなどと比較して安いだけでなく、店舗まで毎日届けてくれることや、支払いを月毎で一括で引き落としてくれる所も多いので管理がしやすいです。ビールサーバーを無料レンタルしてくれる酒屋もあります。また、鍵を預けたらいない時でも直接店舗の中まで持ってきてくれる酒屋もあります。開店時にはグラスなどをプレゼントしてくれる酒屋もあるので、そこでも費用を抑えることが可能です。shisha clubではオススメの酒屋の紹介もしておりますので希望される方はこちらよりご相談ください。

タバコのフレーバーも市販のものよりも、卸業者から買う方が安いです。卸業者から購入するにはタバコの販売許可が必要になります。市販で買うのと卸業者から買うのではかかる費用がかなり変わってくるので確実に卸業者と契約するようにしましょう。

タバコフレーバー、お酒共に15坪程度のお店であれば、店舗の業態や規模感にもよりますが、それぞれ業者から15万円分ほど購入すればスタートできるかと思います。お酒に関しては後払いのところも多いので初期費用としてはかからないケースもあります。

求人費(求人広告費)

求人費(求人広告費)に関してはかけないのが無難です。まずはtwitterとinstagramを作成しそこで呼びかけましょう。また、シーシャ屋で働いてる知り合いや関係者がいればそこから紹介してもらうこともオススメします。シーシャ屋のアルバイトは結構人気なので、indeed等の無料求人掲載でも充分集客をすることが可能です。余程余裕がある場合は別ですが、求人費に費用をかけるくらいであれば内装費や、オープンしてからのランニング費用として予算を残しておくことをオススメします。

まとめ

開業資金(費用)に関して、大枠は理解してもらえたでしょうか。地域、店舗の規模感、業態などにより変わってくるので、あくまで一例として参考にしてもらえたらと思います。また色々なケースごとに個別の相談も受けておりますので気になる方はぜひこちらから気軽にご相談いただけたらと思います。